クリスタルの浄化法
流通経路にのった、すべてのクリスタルは持つべき人の手にベストなタイミングで届きます。したがって、まさに運命の出会いを果たしたクリスタルのエネルギーは、そのクリスタルを持つ人にとってもっとも理想的な波動を持つ必要があります。つまり、持つ人のエネルギーにチューニングする必要なのです。
クリスタルが持つべき人の手に届くまでには、さまざまな人、場所を経ていきます。その過程のなかで、不要なエネルギーを受けてしまうのです。
そのため、原石はもちろん、加工されたクリスタルからアクセサリーまで、すべてのクリスタルは、購入してすぐに浄化することが重要となります。
また、クリスタルはあなたの周囲に存在するネガティブなエネルギーを吸収したり、防御してくれるので、長い間使っていると浄化や防御のパワーが低下してしまいます。そのため定期的な浄化が必要となります。
【水による浄化法】
もっとも基本的かつ簡単な浄化法です。あなたのクリスタルを右手に持って1分間から3分間の間、水道の蛇口からでる流水にさらします。そのとき指でしっかりはさんで落とさないように注意してください。
なお、ラピスラズリ、ターコイズ、セレナイト、セレスタイトなどは、水に弱いので流水での浄化はおすすめしません。
【塩水による浄化】
スプーン一杯の自然塩をコップの水の中に入れてください。そして、その塩水の中で10分から1週間ほど浸してください。浸した後は、水道水で塩分を完全に洗い流してください。塩には浄化のパワーのほかに、パワーを補充する作用があるといわれています。塩分が苦手な石もあるのでご注意ください。
【自然塩による浄化】
まずコップやボウルに自然塩を詰めます。そして、その中にクリスタルを3日埋めてください。取り出した後は塩分を水道水で完全に流してください。塩分が苦手な石もあるのでご注意ください。
【セージによる浄化】
セージの煙には浄化のパワーがあります。もちろん、クリスタルの浄化にも利用できます。まずセージに火をつけて、煙を発生させたら、1分間から3分間くらい、クリスタルを煙にまんべんなくあててください。水や太陽光が苦手なクリスタルでも、安心して使えます。
なお、カーサ・ロータスでは、浄化用の米国セドナ産のホワイトセージを販売しています。
【水晶クラスターによる浄化法】
強い浄化能力を持つ水晶クラスター(群晶)による浄化法はとても手軽です。愛用のクリスタル、アクセサリーなどをクラスターの上に置くだけで浄化され、パワーのチャージも同時に行えます。
また水晶だけでなく、アメジストのクラスターも強い浄化力を持っているといわれています。
なお、ソーダライト、トルコ石、ヘマタイト、ムーンストーン、セレスタイト、マラカイト、菱マンガン鉱、フローライト、ラピスラズリなどは、硬度が低く傷がつきやすいので、鋭いクラスターに置くときはじゅうぶん気をつけてください。
【音による浄化法】
チベタンベル、テンシャ、クリスタルボウルなど、音のでるさまざまな道具を使う浄化法。チベタンベル、テンシャは愛用のクリスタルの上で音を鳴らして浄化します。
クリスタルボウルの場合は、ボウルの内部にやわらかい布を敷いて、その上にクリスタルを設置。音を鳴らして浄化します。しばらく音を鳴らしつつけていると、くすんだ状態がクリアになって輝きが戻るのがわかります。
【土の中に埋める浄化法】ネガティブなエネルギーを吸収しすぎてしまったクリスタルは土の中に埋めることで、完全に浄化されます。
時間は24時間くらいが基準です。ただ、土の中に埋めた場合、自分自身のエネルギーやホジティブなエネルギーも完全に消去されてしまうので、浄化したあとは太陽の光にさらしたり、手にもって、サードアイから光を注入するイメージでエネルギーをチャージしてください。