【聖母マリアのガラス ~ ユタ州産セレナイト】
ジプサム(石膏)の中で、透明、乳白色、白色のものをセレナイトと呼びます。
まだガラスのない時代、教会の窓枠に嵌めていたのがこのジプサムセレナイトであったため「マリアのガラス」と言われています。
モロッコ産のものは真っ白でシラーの出るものが多いのに対してユタ州産は板状のプレート結晶で透明度が非常に高く、キラキラとしたクリアな美しさが特徴です。
薄い層が積み重なって出来上がっており、後ろが透き通って見えるガラスのような美しい幻想的なセレナイト。
硬度は低いので大変もろく、その薄い層の一部がペロッとはがれることもありますが、それらが幾重にも重なっているにも関わらず、美しい透明感があります。
最後の一点となりました。ご縁のある方に☆
※詳細のサイズは後日Uいたします。手と一緒の写真ご参照ください。